景政公の武勇伝「御霊神社」

学業成就、必勝招来、眼病平癒の神社

オススメポイント

御霊神社は、鎌倉権五郎景政公を祀っており、通称（鎌倉）権五郎神社とも呼ばれています。
創建年代は明らかではありませんが、平安時代後期だと考えられています。
公の命日の9月18日には「面掛行列」という神奈川県の無形文化財に指定されている祭事が行われます。
また、鎌倉七福神の福禄寿の札所でもあります。
境内には鎌倉市指定天然記念物に指定されている、推定樹齢350年の「タブノキ」や、夫婦銀杏、
景政公が手玉にとって袂に入れたという「手玉石」と「袂石」、
景政公が弓を立てかけたという「弓立の松」などがあります。

鎌倉権五郎景政公が、後三年の役で左目を敵に射られながらも屈することなく、奮戦しました。
左目に突き刺さった矢を抜こうと、一人の武士が景政公の顔に足をかけたところ、景政公はその非礼を叱責したと伝えられています。
この武勇伝により、志の成就（学業成就、必勝招来）、眼病平癒の神社とされています。
また、境内の夫婦銀杏にちなんで夫婦円満、家内安全、子宝安産のご利益もあるようです。